『どうも気になります。』
近くに行く度、いつも気になっては、居るのです。
袋小路の奥から、小儀礼な娘たちが出て来るのです。
それで覗くと………やっぱ目が合っちゃいましたよね。
右の一人は制服警官のようにも見えるんですが………撮影した写真を拡大すると、ず〜と奥にも複数の人影が見えます。
いや〜 フィリピン・メトロマニラの路地では、おっさんが屯していることはチョクチョク有るわけで、それを気にしていると、ローカル域の美味いものにはありつけないので、軽く会釈して通るんですがね。
この通りは、路地裏に在るべきものが無いのです。
それは、子供たち。
余程深夜でない限りは、子供が表で遊んでいるのです。
雑居集落では、イヌやねこや鶏などが居て、生活臭が感じるのです。
ところがここと来たら、そんなフィリピンに在りそうな生活臭がない。
雑居生活の生活臭がないのです。
そこを奇麗なネーちゃんが何人も何人も、出入りするから興味を惹くわけで………単なるボーディングハウスでないことに、期待と危険が入り交じって、ワクワクとドキドキ感が増すのです。
ところが、昼行くと何も無いんだけどね。
ポンビキなら声を掛けて来るんだけども、そうでもないのです。
フィリピンの『危険への誘い』ですね。
美形のネ〜チャンが、チョクチョク出入りしなきゃ、何〜にも気にならないで済むのですが、スケベ心が………。
いけないね。興味と探究心も、そろそろ卒業しないとね。
MBC(マニラ・ベイ・カフェ)【旧 LA Cafe】
チョイと高いのですが、インスタントのコーヒーをホットでいただきます。
このインスタントコーヒーより、時間によってはSMB(サンミゲル・ビール)の方が安いときもあるのですが、コーヒーを飲みたいときはコーヒーを飲みたい時。
ここ5年くらいは、本物のコーヒーを飲むことが普通に出来るようになっても、インスタントを出す店もあるのです。
湯のはったコーヒーカップに、袋入りのインスタントコーヒーと砂糖とクリームが付いてきます。
それが、袋入りではなくて、砂糖と同じ容器に、コーヒーが入れ放題で出てきました。
何かが変わって来た。経済的な理由ですかね?
入れ放題だからと言って、ここぞとばかり大量に入れる人も居ないもの。
こんな不味いコーヒーを、あえて注文する輩とは………多少胃を傷めていて、腹に優しい湯を納めたい人。
限りなく薄いコーヒーに、ミルクパウダーを入れて、息をつくのです。
そんなコーヒーを飲んでいると、娘が近づいて来ました。
話の中に「韓国人は怖い」というのが出てきました。
先日LA娘が、韓国人に切り刻まれて惨殺されたことを言っているのです。
「心配ないよ! 貴女は大丈夫だ!」
「どうして? 韓国人は危険だよ!」
解んない娘だ。それは売春婦に恋した男が、自分の女のようにつきまとい、他の男とつきあうことに嫉妬して起こした事件。
『LACafeが危険』でもなければ『韓国人が危険』なわけではないだろう。
それに加えて、目の前に居る娘はどうみても美形でもなければ、性技に長けてるとも想えない。
男がまとわりついて嫉妬することもないだろう。
ゆえに、相手がなに人だろうが「貴女は大丈夫」と、私は結論しているのだ。ただし不愉快行動で殴られても、これも相手が、なに人かは関係のない話。
これに類似する思考回路を持つ人と出くわす。
『LACafeが危険』『韓国人が危険』
こういう人を指して知人は『フィリピン人化した頭』と呼ぶのだけど………。
これは『フィリピン人を馬鹿にした言葉』ではなくて、フィリピン(女・安い)に魅せられた人の一つの傾向を指す言葉。
日本人で例えるならば、『何故?どうして?どのように?』などという掘り下げも無く、当然日本に居ても同じ思考法を採っていることなのだろう?
「貴女はマガンダじゃないから、大丈夫!」
そう言うと、娘は怒って向こうに行ってしまった。
本当は『美人』『可愛い』なんて当人が思うほど、男は化粧や衣装を気にしているわけではない。
むしろ、化粧映えや衣装に必要以上に手間かけて満足しているのは当人だけで、これだけでも不愉快女を随分と淘汰できるし、会話の端々に溢れる『勘違いなる言葉』に、その後招来する災いも予感できるというものだと、思っているのです。
「それって、暗に男のことも言っている?」
『危ない』と『ビジネス』なんて言葉を吐く人とは、距離を置いているのは確かですが、掘り下げられた拝聴に値する話をする人とは、現地でも酒席はともにしますよ。
ビデオに出て来るこの写真、もう一度上げときます。
ロイター通信によると、福島原発の関係者が「もう数日中にコンクリートで埋めるしかないです。」という話が紹介されています。
チェルノブイリ方式の、原発事故炉をコンクリートで綴じ込めるという話です。
ここ数日、何か変だな?ということで、文科省発表の周辺の放射線量測定値について、単位がマイクロから、ミリに変わったと言うことと、福島原発事故の放射能漏れを止めるための各作業で、作業員、自衛官等々の被曝量と作業時間の関係が多く言われていることで、気になったんです。
それは、単位の違いではなくて、被曝時間の問題。
前述の放射線の人体に与える影響の図ですよね。ここに
出ているのは年間放射線量で、成田ーニューヨーク往復の0.2ミリシーベルトというのは、航空機搭乗時間で割ればもっと値が少なくなるわけです。
X線撮影が………というのも回あたり、CTが………というのも回ですから、文科省発表の放射線量というのは、時間当たりですから×24時間×365日=8760倍しないと、ガンとか死とか白血球減少とかの比較値にならないのでは? と思ったわけです。
そうすると「政府発表数値と言うのは実際は、既にとんでもない値だ」ということに気がついたわけです。違うのかな?
幾度と繰り返し枝野官房長官やマスコミが言っている『ただちに健康に影響を及ぼす心配はないとみられる』とは、やはり「ただちに」であって、この量を数ヶ月、一年曝されたたらとんでもないことになるぞ!が、ひとつ。
そこで検索してましたら、テレビ録画に突き当たりまして、そこで………原発事故以来、連日NHKはじめ全メディアが使っている原子炉の断面図です。
事故発生以来海水を注入したりしていましたから「ただ冷やせば良いんだ」とも思い「原子力発電所の原子炉って簡単な造りなんだ」と思っていたのです。
ところが、このビデオを見るととんでもない誤解だったことが判りました。
原子炉の下部(底)を写した写真です。
当然そんな単純なものではなくて、電気系や弁などが複雑に有って、とてつもなく高温の炉に塩水を入れたり掛けたりしてますから………ですよね。
ようするに今回の事故の原子炉は、電気系のトラブルが原因で一昨日からやっている電力の復旧で動かしたとしても………塩がいっぱい付着して一週間近く空焚きした電気系バルブ系びっしり塩の炉………ですよね。
それから放射線量が問題で、遠くに離れれば離れるほど安全と言っても、大いなる誤解であっという間に拡散するの話。飛んで来た放射物質が体内に入った時点で………まあ〜 日本の今回の事故とは、何が起きていたのか?これから起きようとしているのか? を、ご覧ください。
事故発生当初から、アメリカが技術協力を申し出ていた『アメリカからの放射漏れ支援を、菅直人日本政府が断っていた事実』は、アメリカが廃炉にすることを前提にした提案内容だったからなのです。それが「もう少し自分たちでやる。」と受け入れなかった背景なのです。
放射物質は、上昇気流に乗って飛んで行き拡散します。日本人には知らされていない多くの資料あるんでしょうね。
来日中のIAEA=国際原子力機関の天野事務局長の言う、福島第一原発の事故について「重大で深刻だ」と発言。
日本政府の決断と廃炉の実行は、いずれにしても数日中に結論が出されます。出さんとアカンよね。