数ヶ月前から、フィリピン当局の、課税・納税について重点化策が図られています。
帰国時の出発ゲートでの出来事です。
航空会社に預ける受託手荷物をX線で検査します。
テロ対策の武器や危険物………そして、係員の"おこづかい"欲しさの、バイアグラなどの発見を、血眼で見つけては、没収orワイロ要求で騒いでいたのです。
それが、テロ対策の武器や危険物は当然として、煙草を探しているのです。
国内で購入した煙草を対象にした納税義務?
よくわかりませんね。出国時ですからね。
国内で購入した商品というのは、自国内で何らかの納税が図られていると考えるのが普通です。煙草が課税対象品なら、既に課税は行なわれているはずです。
『入国時に、免税枠を超えて持ち込もうとしている物品に課税する』というのなら解るのですがね。
それで、私も引っ掛かってしまいました。
お土産用にJAL機内で購入した煙草です。
その時は渡航中に、土産を渡すお相手と逢うことができませんでした。
それが受託手荷物に残っていたのです。
開けると日本煙草ということで、日本人だからということでしょうが「行って良い」という話でした。これがまた解らないのですがね。
詳細はわかりませんが、その人が自国から持ち込んだのでは無い、フィリピン国内で購入した煙草をお探しのようでありました。
海外旅行者にとって、酒・煙草といえば、むしろ帰国時の日本国内に持ち込む時の、税関検査の方だけを気にしていた私。
こちらは、外国に居住する人は、日本煙草2カートン、外国煙草2カートン、計4カートンまでは無税。これだけは覚えていたのですがね。
いつもフィリピン滞在中に飲むことの多い『ジンロ チャミスル』です。
レストランでいつものように注文します。
すると酒税封印が貼られているのです。
これは珍しい。いままでこんなことはありませんでしたからね。
次ぎに行ったバクラランでも、同じように封印付きチャミスル。
流石に大量仕入れで在庫のあるお店の、韓流レストランでは、封印は付いていませんでしたが、税収の厳格化が図られているのですかね?
これまでも法的には、そのように取り扱われるべきものがそうではなかった? 袖の下で見逃されていたということでしょうか?
いずれにしても税収確保の厳格化策。
現地でお仕事をされている日系の事業者の皆様にも、仕事上と生活上の影響がなければよろしいのですが………ね。
フィリピンにも、いろんな課税がありますからね。
「うちは、偉い奴に裏金を渡してあるから大丈夫だよ!」
「裏金。コネがある。本当に大丈夫?ですか〜」
商売や生活が安定してきた時に限って、突然想定外の事態が発生する。
わたし的には、こちらの方がフィリピンを考える時の定位なのです。
身の回りで起こったささやかな変化から、あらゆる危険や妨害に備えてください。
「オマエもな!」
「はいはい。今年1月2日から発生した業務に関する一連の妨害………。犯行を行なったと思われる容疑者の特定に、あるブログが大いに役立ちました。」
取引相手の東証一部上場の企業に対して、右翼総会屋を匂わせる恐喝文と業務妨害からはじまった一連の事象。押し貸し詐欺を狙ったと思われる動き。アジア圏同和団体を名乗る東京新宿から投函された脅迫状の郵送と業務妨害………。
ブログを書いた執筆者が関わっていなければよろしいのですがね。
その関係で進んでいます。
当人が全体像を知らずに、提供された情報を鵜呑みにして「愉快」と思って書いていることでも、加担ならずとも、犯行の被疑者に利用されていなければよいのですが………。
何故かどの犯行にも、私の「フィリピン渡航とブログを指し示した部分」が、文章から出て来るんですよね。
事態はバーチャルなWeb上の出来事ではなく、現実に進行しています。
犯行も捜査も、現在進行過程のことです。
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