マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

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いいでしょう。誰が観ても一種異様な雰囲気を醸し出す一団総勢20人。
いわゆる『タレント』と呼ばれた職種は、かくも斯様でございます。


「俺の好きな◯◯◯姫は、こんなんじゃない!」

「そうでしょうそうでしょうとも、あなたの好きな彼女だけは違いますよね」







以前名古屋の池田公園近くのフィリピンパブへ入った時に、こちらも異様な雰囲気を感じたことがございました。
店に来ているお客様が全員スーツ姿なのであります。


「アナタなんでスーツ着てない? フィリピン人みたいな」

「はあ?!」







聞けば当時は、ブルーカラーのお仕事の方も、スーツに着替えて来るのだと聞きました。
『タレント』と呼ばれたフィリピン人女性たちが『姫』や『お嬢様』と扱われ、サヨナラパーティーと称した集客のための帰国イベントでは、ステージを埋め尽くすほどの生花や、数十万円の現金の入ったブランド財布が送られることもあったと聞かされました。

こんな光景は、いまだ招聘が続いている日本のどこかの地域では続いているのでしょうかね?

くつろぎに行っているのか? 自分のスーツ姿への変身願望を叶えに行っているのか? 日常では満たされないコンプレックスを満たしてくれた、フィリピンパブではありました。

それでも感のいい娘は、男性客の着て来るスーツの数やブランド、クタビレようを覚えていて、外見からもフトコロ具合と仕事を判断していたと聞きます。
高価フィリピンパブに出入りする身の限られた財布。『作業着』がスーツの人であることも、観察力のある娘にはわかっていたことでしょうね。







まぁ〜 そんな話しはさておいて、マニラドメスティック空港であります。
韓国人と思しき団体が一便一機買い占めたように乗って行きます。
遅れて別の韓国人一団が観光バスででも乗りつけたのか、その一団の搭乗を待っての出発のようでございます。

あれれ!さっきの異様なご婦人たちご一行が、最後の〆で搭乗して行きました。行く先は『CATICLAN』ボラカイのようでゴザイマス。


『ヒト動けば金動く』お仕事お仕事!頑張りなさいね。

最近は、韓国人多く出くわすフィリピンであります。







「日本人来る?」

「来ない。来るのはフィリピーノとコリア」

「エ!こんな田舎のオキヤまで…………」であります。













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