源屋の焼き飯 P100
稲原種から一万年前にジャポニカ米が生まれ、インディカ米も生まれます。
ジャポニカ米は、私たち日本人が好んで食べる米の分類。
一時期日本の米の収穫が上手く行かなかったとき、輸入米のタイ米=インディカ米を食べて「美味しくないわね」などと日本人は言ったものです。
本当にインディカ米は不味いのかな?
私が食べたインディカ米の印象は、タイの屋台料理でも、アンヘレスのSISIGの店でも、美味しく食べたことを思いだします。
脂っぽい料理と、インディカ米の組み合わせは抜群ですから、タイのカオパに限らず、日本で食べるチャーハンもインディカ米の方が、美味しく作れるのでは無いかと思っています。
ジャポニカ米のうるち米でも、ご飯に粘りがあってパラパラとチャーハンが作ることが出来ない時に、料理の達人は、こんな話をしていました。
「前日に炊いたご飯を冷蔵庫に入れて………」人によっては「微凍結」まで………。
ジャポニカ米の旨味とも言える粘りを、あえて取り除くような作業を下準備にしていたのです。
卵で米をコーティングして、炒飯の材料と煽った米の香ばしさ。
やっぱりジャポニカ米よりも、インディカ米で作った方が、こういう料理は美味いものです。
ジャポニカ米もインディカ米も、それぞれの特徴を上手く引出して、うまい飯を食したいものです。
アンヘレスに行って、あの旨い『シシグ炒飯』喰いてー。
ちなみに『シシグ炒飯』と言うメニューは、アンヘレスにもありません。
勝手にそれぞれ出されたシシグと白米を、皿の上でハロハロしただけなんですけどね。
シシグを下準備しておいて、湯とリ法で茹でたインディカ米と、フライパンで炒めて、タイ料理のカオパのように盛り合わせて提供すれば、フィリピンでうけること間違い無しの一品料理の完成ですね。
日本の国民食たる炒飯ですが「米はジャポニカ米の方が旨いんだ!」などという固定概念を捨てて、インディカ米で炒飯を作られてみては、いかがでしょうか?
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