マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

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観察をするのなら、一定の間隔で見るほうが、変化は読み取り易いものです。

植物の生長は早いですから、子どもの頃の植物生長日記という"日"単位の観察もあるでしょう。

フィリピンの市民生活や旅行インフラなどでは、月単位、隔月単位………。
変化の速度が早くないのがフィリピンです。
むしろ短期のスパンでの観察は、いずれ消え行くもの(一時の現象)も心に留め紛らわしいことになります。


頻繁に更新するブログなどを見ていて、そのブロガーの、ここ数年を振り返るのです。


「喰い詰まって来て、鴨を引き寄せているんだな」  よく観察できます。





マビニ・エルミタ・マラテの昨今について、意見を求めるコメントがありました。

この地区の動きでは、私をはじめとしたフィリピン渡航者の目は冷ややかです。冷ややかなまなざしで、距離を隔てて見ています。


すべての基盤は経済です。
経済的後退や衰退………の原因が、いわゆる「危険」だとは思っていません。


「危険」でも「やっかい」でも、活況を呈していた時期があります。
「危険」でも「やっかい」でも、それを超えて日本人渡航者を惹き付ける楽しみが有ったと言うことでありましょう?



それを遠ざけたものは、フィリピン人の………強盗団やこそ泥、チビッコギャング。物売り、ポンビキ、路上生活者であったのでしょうか?

私の知る限りでの「危険」「やっかい」「災難」は、もっと別な、関係者からもたらされたものだったと思っています。

セットアップやフレームアップに関係した顔ぶれを考えれば、蝶やトンボは捕まえられても、カラスやトンビは架からない蜘蛛の巣です。




同地区の、盛り場にある『日系飲食店の繁盛度合い』(売り上げの推移)が、見て行くべき着眼点です。

儲かりもしない。道々に日本人の闊歩の姿も見えない。総じて賑わいをみせない閑古鳥が鳴く店では、楽しくも盛り上がりも期待できませんからね。

「客が来ないのは天気のせいだ」と同じように、「危険」をもたらしている要素と関係のない、路上生活者などの不快要素を取り除いても、不愉快要素は所詮不愉快。「危険」とは的外れ………。いわゆる「危険」が減少することはないでしょう。


臭い匂いは元から………です。




フィリピンの「ポリス」を、日本の近々の警察組織と同じように考えてはいけないのです。

日本でも今から30年くらい前までは、日本の警察組織の派生のなごりから、地方有力者の息子の不法を、法で取り締まれない時代が有ったものです。

江戸時代の十手持ちは、その地方の地回りが兼ねて居ました。
日本と比較するのであれば、江戸時代の地回り十手持ちと『ポリス』を比較して捉えた方がよいと思います。

「ポリス」ですから、十手(銃、手錠、牢獄)は持っていますし、法を建て前としています。そこは誤解しないでくださいね。


自分の制服も、銃も、バイクすらも経費は自分持ちです。
給料以外からもシノギを行なわないと、制服さえ維持できないのです。
ゆえに、市警察であれば、経済的に豊かな行政市警察の場合は、予算もある程度は満たされ、この差が各市の「ポリス」のシノギ程度に差として見てとれます。



かのリサールパークで、中国人旅行者の乗ったバスがジャックされて、銃撃戦の上多くの旅行者が犠牲になった事件を、覚えて居ますでしょうか?

犯人はマニラ市の元警察官。幾度も表彰されたことのある「優秀な警察官」であったわけです。


その警察官が、路上駐車をしたマニラ市民にシノギを掛けました。


「これはお巡りさん失礼しました………○○○ペソでお目こぼしを」


とはならずに、難癖を掛けられたヒリピン人は抵抗しました。

そこで警察官は覚せい剤の包みを、駐車違反の容疑を掛けたフィリピン人のポケットから見つけます。


「オマエやったな!」被疑者が警察官に詰め寄ります。


………確かそんな発端だったと思いましたが、その一部始終が、容疑者の関係者に携帯電話が繋がったままで筒抜けだったのです。

その結果、この警察官は解雇されます。



それが、あのバスジャック事件での犯人の「みんなやっていたことじゃないか!」「システムだったじゃ無いか!」の叫びとなったわけです。



セットアップやフレームアップが「警察のこれまでのシステム」とまで言われれば………ダダダダン。

「システム」とまで言われれば、ダダダダンだったわけです。


あのときはテレビ中継されていましたからね。

「嘘も方便」で、解雇は撤回、警察官に復帰させるといえば、犯人の投降の可能性もあったように見えました。

バスの立てこもりが在った場所は、市民に流れ弾が及ばないような、周りが小高くなっていたスタンド前の駐車場。あえてそこにジャックしたバスを誘導して犯人は立てこもりましたからね。流石元警察官です。


「システム」とまで言う奴は、総ての市警の恥部を喋る奴………ダダダダンの背景の、やぶにらみです。


そんなことで、冷ややかな目で遠くから、数年単位でその後の市警察の変遷を、見て行こうと思います。







『危険なのは誰なのか?』

『危険なのは、どこの地区なのか?』



旅行者も、在住者も………危険からは距離とって遊び、生活すればいいのじゃありませんか?



フィリピンが危険ならば、フィリピンに行かなければ、離れればいいことです。
母国ではないのですから、そこに住まずとも日本で生活してもいいことです。



「俺のオスケベは………どうしてくれる?」



例えば、アンヘレスのクラーク空港。

東京(成田/羽田)発エコノミークラス往復航空券の最安値は、9月で42000円ですからね。………全国各地の国内空港から飛んでも同程度の額です。

LCCと、日本国内航空会社との国内路線共同運行の組み合わせですよね。



ますます増えるでしょうLCC。クラーク空港利用者。

マニラを経由しないフィリピン旅行者ってのも、これから増々増えるのでしょう? 時間と手間や経費を考えれば、マニラ経由も、第三国経由もあまり関係ないですしね。


LCCでウッシッシーですね。



フィリピンだけが、海外旅行でも無いっしょやー



そんなことで、旅行者の私たちも、現地在住者のみなさんも、冷ややかな眼差しで、距離をとって、好奇心を満たして参りましょう。













◯ 交換価値の高い貨幣を、効率的に稼げるところで稼ぎ。
  消費は、コストパフォーマンスの良い交換レートのよい国で、遊ぶ です。

  新宿歌舞伎町や吉原が好きだといって、そこに住む必要はないのです。



◯ 嫁の国だから………。


  「はぁ〜」



◯ 『フィリピン人になりたい日本人』と『日本人』……… 同じ「日本人」ではありませんからね。

  生活の経済的基盤を、フィリピンに固定させる人と、日本に置く人では、考え方も利害も異なるものです。
  例え老後にフィリピンに定住したとしても、経済的基盤が異なるのです。






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