マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

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小振りの丸テーブル。

椅子の座り心地と高さの塩梅がよく、飲み物を飲むのにも丁度いい。
ついでに言えば、採光と、周囲の人が気にならないのも良かった。

勿論、これには時間帯が大きく関係していて………。


どこの店が気に入っているということもあるのだけれど、

その店の、その席が、最高の自分のお気に入りの席であるというのには、極限られた時間の陽射しと影の差し方が関係する。



初めてのフィリピン旅行なら、白紙から始る。
本当は、白紙からがよろしかろうと想う。

しかしそこには先入観念を抱かせる、入れ知恵というのがあって、それがすこぶる印象や判断を歪めてしまう。


永くフィリピンに通い居るなら、不愉快な場所も予見は出来るもの。

交通の渋滞も、雨での水たまりも、時間帯や雨量と時間の経過から、不愉快は避けることができる。
突発事故や災害じゃ無いからね。不愉快には自分で避けることが出来るものもある。

初めてのフィリピン旅行者や、初めてのフィリピンの土地なら、そうはいかないでしょうがね。

もっとも、こんなことフィリピンに限ったことではない。



パソコンを持ち込んで、酒とつまみを頼んでも、狭すぎない大きさで、かとて、仕事机ほどには大きくない、容易に隅まで手が届くカフェバー程度の大きさの、落ち着きのある木製のテーブル。








Hanako N°998 より






"Hanako"の記事の中の写真に、今時の『かき氷』が載っていた。

今時のかき氷。「随分お洒落に極まったもんだ」と感心していた。


その一方で、今朝の朝イチは、氷の話題。

やっぱりね。「かき氷はこうじゃなくてはならない」というのが出て来た。

逆さガンナのかき氷器………この上に載せて削る氷は、常温で30分。
融氷限度ギリギリまで、氷中温度が上昇するまで待つのだそうだ。

ゆえに淡雪のような口当たりのよい、かき氷が出来るのだそうな。


そこで出ていた、宇治金時のかき氷。なんと一皿千円だった。
私の子どもの頃は………幾らだったのだろう?



こんなテーブルの上のかき氷を、豊かな愛くるしい表情で、もの静かに食べる様子を………先日出会った、BAGOONG女子と重ね浮かべていた。

物静かな、愛くるしい表情の女子は多々フィリピンにも居れいども、頃合いの良いテーブルの店と、美味いデザートの店。中々遭遇に至らずですね。




























フィリピン系ブログから「フィリピンは………」「フィリピンでは………」のような表現も見ることが少なくなってきました。

「フィリピンでは、車は右側通行」………こういうのは、フィリピン的常識。沖縄返還以降の日本とは違うことです。

生理中でも妊娠する」………これは万国共通の現代常識。



なにも全世界を旅行して万国を知らずとも、自分の育まれた日本社会や、日本の日常生活、常識から、比較や類推すれば、フィリピンで目の当たりにする物事に対しては、そう大きな判断上の違いもいらないことで………人間社会。出会う顔形、言語の違いはあろうけども、男と女の関係や、人の抱く、人の寄せる感情には、そう違いはないものです。





帰国便の5席横の向こうに掛けた夫婦。日本人の妻とアメリカ人の夫と、まだ会話が出来ないバブバブの男の幼児です。

夫婦は、タイ人の美形のキャビンアテンダントの説明を、見上げるように聞き入って居ました。
母親のひざの上の子供も、おなじように。3人が同じように見上げて、聞き入っていたのです。


そして話が終わった途端、幼児はキャビンアテンダントに手を伸ばしました。
軽くあしらわれたので、父親に手を伸ばし『何とかしてくれよ〜』
『抱っこしてもらってくれよ〜』を願う動作です。


遠くで見ていた私と、その子の目が合いました。


『やるもんだな。お前』

『幼児には、その手が有ったか!』とばかり目を送ったのです。



はじめは、ギョッとしながら直ぐに笑って『解った?』の微笑み返し。
何度もこちらを覗くので、父親が子供の視線を追ってこちらを見ました。

私を挟んだ向こうには、フィリピン人の幼子の姉妹が二人。
それを見て父親は納得。息子はその姉妹に興味が在るのだと勘違いし、納得した様子です。


この幼子。物心つけば、そんなことがあった記憶も留まってもいないでしょう。

興味のあるモノ(者)には手を伸ばし、奇麗で香りの良い女性に触れてみたい。抱っこされたい。三つ子の魂が育まれています。

一歳児だろうが50歳だろうが、本能的な男(ひと)の興味と動作。そう変わることはないものです。



奇麗で清潔そうな女性が居て、いい香りがして、優しい声で話しかけて来る。
光る濡れた動く唇に。興味が惹かれます。
目は自分に向けられ、時たま長い睫毛の瞳が閉じたり開いたり、いい感じです。

触ってみたい。もっと近くに行きたい。香りも触感も、手や唇やほっぺで直に感じてみたい。


会話なき幼子なれど、何をしたがっているのかは一目瞭然です。


『オヤヂ。俺のしたいことが解らんのか!』でしょうね。




子供なら自然に出来たことが、大人になると出来なくなる人が居ます。
日本なら判るのに、異国だと急に判らないことが増える方も居ます。

相手や、その状況、全体像から観察すれば、まず観えてくるものがあるものです。 自然にすればいいことを、不自然に頭の中で考えてしまうひとが多いものです。



おむつをはいた小さなチンチの、バブバブの色男予備軍。
女への甘え方。接し方………おむつを履いてる頃から、順調健全に育まれていますよ。

やっぱ、幼児教育研究の大原敬子さんじゃないけれど、大人も老人の心理や行動も『児童心理学』で解明できちゃうですね。






















人との出会いは数在れど、男も女も………運命的出会い
自分の人生に影響を与える出会いなんて、そう無いよね。






ストレス………貯めないでくださいね。


良い息子。
良い父親。
良い夫。
良い男。
良い上司。
良い社員。
良い仲間。


『良い』人であろうとするために、愚痴も口にしないで相談もすることも無く、身体の中にストレスを貯めて、そのことすらを周りに悟られないようにしている自分の人生。




旅行者というのは、旅先、フィリピンで被るストレス量というのは、接触する人や行く場所によって変わりますから、そんな人や場所から離れることで、軽減できるんですが………フィリピンに住む。暮らしているフィリピン社会生活の中では、そうもいかないものです。


『悟られないようにしている自分』『他人から良く見られるようにしようとするこゝろ』………これは自分に起因することですからね。



『いい女を乗せた高額車両で、俺を馬鹿にした奴らを見返してやる』なんて、言葉を残して行ったお人も居ましたが………あまり他人からどう見られているなんてことは、どうでもいいことですよね。

仕事での成功や、高収入なんてこともどうでもいいことです。
身体や精神を壊してしっまたり、自分を失ってしまっては意味も無いことです。


『どう見られているのか』を気にするほどに、ストレス貯まりますよ。
しかも、本質的に男は、持ってるモノや連れてる女で、その男を評価もしていません。肩書きや経歴も関係ないでしょう。今の今。それらが凝縮された、今のその人の、人としての考え方や生き様を観ているものです。



ご自分のこゝろの問題ですから、そう簡単に解決するとは思えませんが、愚痴のひとつもこぼせる人でも見つけてくださいな。
他人の弱みをカネにしようとする人の近くに居れば、それも簡単にはいきませんかね?




ある同胞のご老人、フィリピンに渡航して住みついて数十年経ちます。



「その歳で女だ、若い娘だ」でもないだろうに? 



と思うような高齢の邦人で、異性や性交を求めてる姿をGOGOバーに、一人で来ている姿を見掛けるのです。


性欲がそうさせるならば、それはアリです。



ところが本当は『他にやることが無い』『こゝろが満たされない』などという場合もあるのでしょう? 

こゝろの拠り所や、自分に素直に従ってくれる人が居ない。なんてこともあるのでしょう。 しかも自分では、そんな自分は見えないなんてこともあるものです。



経済性やメリットデメリットを考えて、自分に従ってくれている。経済的理由で側に居てくれるというのは、その連れの方が自分の経済的優位に依存ししたり、再配分を期待しているということですからね。

自分に依存している人から、自分の期待に反する意見は出て来ないものです。



子供も生まれて、フィリピン娘も、いつかオバンになってゴリラ化すれば………逆に自分が奴隷化されて、ストレス増え一方ですかね。
これは日比国籍関係なく、女のオバン化によるヘンゲです。


ストレス環境から離れる。好きだったものが今はストレスの原因ということもあるのですが、フィリピンから引き返せなくなった同胞もいるんですよ。浦島太郎の竜宮城からの帰還。難しいことなんでしょうね?



フィリピンでのこゝろの拠り所。どこに見いだしていますか?

難しいね。


















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