マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

2011/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312011/09









マラテの木陰で涼む 日本人。







定収を持たない海外移住組の一部の人は、生活の活路を見出すために日本へ帰国の途へ。
若き妻と幼子を連れて、日本へと向いました。



「何とか住み込みで、仕事有りませんかね?」



「日本で働いて、フィリピン現地の妻と子供へ送金したい」という意向でありました。


しかし、海外に住所が在る日本人というのは、裏返せば、住所不定の無職の日本人男性でしか無いわけで、日本に住所が有って、経歴がしっかりしていて、資格も複数お持ちでも、雇用されることが難しいわけですからね。

それが40〜50代以上ともなると、難しいですよね。
加えて、何かをなさろうにも自己資金も、既に使い果たされています。

まずは、親戚、知人のいる故郷へ、現地妻を連れての日本へ帰国の途であります。

『住所』を日本にすえ、『身を粉に』すれば、援助する親兄弟、親戚、知人も、居りましょう。




5月の連休の時には、もうすでにフィリピン渡航のチッケト手配やホテル予約が完了していて、そこそこの日本人旅行者で賑わったフィリピン・マニラ。

それが、ジワリジワリと、3・11福島原発事故や津波被害にともなう、経済不全の状況や、生活・雇用への影響が拡大してきました。



お盆の頃になると目に見えて、フィリピン・マニラへの渡航者にも陰りが出ているわけですけれど………。



今新たに、日本からの新たな移住者も加わりました。



どのような人かというと、日本でフィリピンパブに勤めていた(経営していた)人なんですね。

日本じゃ、新鮮みのないフィリピン酌婦だから………というよりは、先の震災・事故に加えて、円高ですからね。更に加えて物価高騰や増税も囁かれています。



「握った銭は、放さないようにせんと………」です。



これまで来ていたお客様でも、いつまでも能天気というわけには行かないでしょう。
客は財布の口を堅くして、店には来てくれません。



そこでフィリピンに生活の場を移して………ということなのですが、これまでのカネ成る国、日本。母国でダメなものが、現地が良いわけもなく。
日本のフィリピンパブの衰退は、イコール現地日系KTVの衰退ですからね。

そんなことを実感していられるようでありました。





これから移住して来るという人は、どんな日本人なんでしょうね?



「本当にお金が有る人は、フィリピンには来ないよ!」



とは、フィリピン歓楽街を知る、とある日系KTVのママの話。

全くごもっともな話です。




現地でも汲々として来ています。

こちらも同じで、安定的経済基盤にある人は、そうバタバタと音をたてたり、動き回らないものであります。






















書中お見舞い申し上げます。











暑いですね。
北海道民としては、27℃でも暑いのです。


「何言っているんだ!」 ですよね。


30℃越え40℃に近い気温の、本州各地からすれば、エアコン運転下での室内気温です。

大坂の友人は、車のエアコンの設定温度は29℃とか?
こちらでは、外気温でも考えられない温度です。


扇風機から、ナマ温かい風が届きます。

あと10日くらいは続くのでしょうかね?
お盆を過ぎると、秋風が吹きはじめます。
風は………すでに西風にかわりました。



朝から暑い日が続いてました。
そんなわけでブログを更新する意欲もなく、水風呂です。

水風呂は、37℃くらいの水温で湯船の半分くらいまで、はったところに漬かり込み、水道栓を開いて水を足して行きます。
涼しいのをちょいと超えたあたりで止めて、冷をとります。
おチンチンも縮み上がり、手もふやけ、冷水に顔を浸け………寒いくらいになったら、身体をタオルで拭いて、タオルを敷いた上に転がります。

気持ちいいですね。
しばし、涼みが長く持続します。



北海道でエアコン環境は、と言いますと
コンクリートジャングル化した札幌の中央区。
それに、旭川、北見、帯広などの内陸地。+網走くらいですかね?
あとは、最初から設置してある、レオパレスなどの家電付き賃貸アパートくらいでしょうかね?



今朝のHBC(北海道の地方TV局)のラジオ番組で、『お近くの避暑地を教えてください』という番組内の企画がありまして………。

やっぱり居ましたね


「近くのスーパーマーケット」

「近くのショッピングセンター」 と答える視聴者。



わたし的には、エアコンを効かせて、緑の草原をドライブする。なんてのもアリですね。

そういう夏も、もう少しです。




フィリピンから、帰省で日本にお戻りの方も居ますことでしょう?

お盆には、先祖が戻って来られるという日本の風習。
墓参りで、雑草を刈って、念いを懐かしい昔にするのも、楽しいものです。
関東周辺では、節電で例年より高めの室内気温かもしれませんが、夕涼み、花火、祭、西瓜………日本の夏を楽しんでお帰りください。



わたしは、気温に身を合わせ。
朝早く起きないと仕事になりません。
この時間仕事しているのは、同業者とパン屋さんと蕎麦屋さん。
目の前を新聞輸送のトラックが走って行きます。

そんなわけで、夜早く寝て………電話、コメントには失礼を続けています。
秋の残暑が少なければ………うだる中、涼み昼寝。早寝早起きが、あと一週間くらいで終わります。

ごめんなさいね。





【インディカ米とジャポニカ米】の最終話。インディカ米の美味しい炊き方は………もう少しあとでも良いよね。
これこそが凄いのですが………どうでも良い人には、どうでも良い話です。
明日の………いや! 明日も暑いと、ブログどころではないので、次回は………次回に書き記すことにしましょうか。





「お盆だから、フィリピンに来る人多いですよね」


そのように期待する『フィリピンサービス業』のお方もおられましょうが………。


旧日本軍の遺骨収集や慰霊墓参団の人たち。戦没者のご遺族は『フィリピンへも渡航』ではありますが………。
観光では、円高で、どこの海外旅行でも、安くなっているのです。


フィリピンという選択肢を考える人も、それ以外の国への海外旅行も選択肢ですからね。
北海道千歳空港発ー韓国行き3泊4日、3万円台です。
ハワイもグアムも太平洋の南の諸島も、些少の費用差です。




「海外旅行ならどこに行きたいですか?」

「エステと、美味しいもの食べて、ショッピングかな?」


「フィリピンは?」

「………いいイメージないのよね。」


「セブは?」

「行きた〜い」



そして、避暑と夏休みでは………日本国内の観光地が軒並み観光者が減っていまして、コストパフォーマンスの高い、お得なホテルが続出です。
当日予約で、一室10畳間、温泉三昧、朝御膳は和牛三昧。
これでこれで3千円台………お一人様御一泊代金の飛騨高山なんて話もございます。

今の日本の経済的背景や、原発災害での外国人旅行者離れ。標準的視点から………日本に居住する日本人から考えますと、日本国内旅行なんてのも選択肢なんですよ。

観光の名所が、例年の観光シーズンの1/10の滞在費ですからね。
日本への帰省・帰国の皆様には、お財布と家族ぐるみでこゝろに優しい、日本の夏です。


















『源屋』 開店から3ヶ月。メニューからも試行錯誤が窺えます。








「フィリピンの妻の親戚が、製麺をしているのですが、販路どうにかなりませんかね?」

そんな話をいただきました。



フィリピンの製麺は、手で捏ねて、小野式(田中式)製麺機で切り出すようなものが多いですし、粉の配合にも砂糖を加えるものまで有って、一概には語れないのです。

動力を使って切り出すようなものもございますが、小野式(田中式)製麺機を電力で動かすようなもの。圧延はどうもどうもで手で捏ねているようなモノが多いですね。

1玉10ペソ利益で、100玉販売。フィリピン家内手工業としてはこれでも充分でしょう? 中華街の古道具屋には、小野式(田中式)製麺機のようなものが多数有ります。



麺といえば日本では、うどん、そば、中華麺、そうめん、冷麦、パスタ、米粉麺、ビーフン………。このうち小麦粉ベースで言えば、中華麺、うどん、素麺、冷麦………パスタは小麦粉が変わりますからね。

うどん、素麺、冷麦の違いは、太さだけ。配合は小麦粉と水、塩これだけで、麺の太さの違いです。

中華麺では、日本では鹹水(かんすい)が加わりますが、台湾などの麺の場合はどうなのでしょう? キアポの中華街やメトロマニラの中華飯店で食せる麺は、どちらかというと"うどん"に近いものです。

製麺上は、小麦グルテン………水加減、塩加減、小麦粉のタンパク含有量で、麺のコシもシコシコ感も出せますから、卵や砂糖まで入れる製麺業者がいても不思議では有りません。


ゆえに『どのような麺を造りたいのか』………
『どのような麺を造られているのか?』によって、スープや炒麺など、使用目的、提供方法、などの範囲が観えてきます。

言い換えれば、目的に合わせて麺の配合を変えたり、太さがあるわけで、『麺ありき』で考えるというのは、ひどく使用範疇が狭められることを意味します。


どんな麺を、どんな時間帯で、どのような配合で、どう打っているのですかね?
実際に見てみないとはじまりません。そして、製造環境から考えて、どこまで変化がつけれるかですね。


麺とスープ(ソース)というのは、卵と鶏の関係ですから、こんな【スープ(ソース)】、こんな【麺】、こんな【提供・調理法】の、どこから始るかで、麺も変わるというものです。




中華麺と言っても、その提供法は万別です。
日本では、パスタ代わりに中華麺を使うメニューを提供する店も出て来ています。冷製やサラダ感覚で提供する店まで………かっての国民食・B級グルメ ラーメン(湯麺)の範疇を超えて、創意工夫され提供されています。


ともすれば現地の在住者も含めて日本人の抱き求める、ラーメンのイメージは、このような変化を知りつつも、狭い範囲を指すことが多いものです。




熱いラーメンを、暑い南国で食する………日本人も含めてどのくらいの頻度で食欲が訪れるものでしょうか?

居住環境がフードを育むと考えれば、南国の人々にうける嗜好に合う麺料理を見極めるべきでありましょう。



ってね。現地在住の日本人が喰いたいと想うほど、熱々の湯麺たるラーメンは、どのくらいの現地の人々に受け入れられるのか?です。

それを提供するために、室内はエアコンを効かせて、エアコンの効いた車で乗り付けるお客様のために駐車場を確保して、人が集まりやすい目につき易い高価な土地や、建造物を間借りして、食材の劣化に注意を払い冷やす熱するを繰り返す………人件費が安いとしても、料飲店を維持提供するための付加コストを考えると、利益はいかばかりか推量ることができます。




『暑い南国で、麺料理に求められる(好まれる)ものは何か?』


そんな想いで、今年3月に開店した、パサイ マカパガル・ブルバードの、ラーメン店『源屋』を見ています。

日本のオリジナルで真っ向勝負。ラーメン店『源屋』については、後日少し紹介しますね。




飽和化する日本市場。高齢化と原発事故、震災の影響で、目標に届かない売り上げ。日本の外食産業も海外に販路・活路を求めます。
日本の店がフィリピンで開業する………そんな度に、日本での提供されているオリジナルメニューとの関係で、メニューや提供される商品のアレンジの仕方に興味が湧いてきます。提携する現地企業、食材の入手先、品質管理やシステム、価格設定は商圏を変え………全てが他山の石となります。興味は尽きません。



JALの機内食に、モスバーガーが登場することが話題になっています。
ハンバーガーは、日本由来のものでもなく、量(ボリューム)を除けば、国際線では、海外のお客様にも馴染まれることでしょう? 

その一方で、成田ーブカレストのオーストリア航空の機内食は、日本(大坂)の発明 インスタントラーメンの、NISSINのチキンラーメンが出されたとか?  

一口に麺と言っても、土地変われば受入れられる品も変わるですね。

面白いですね。













参考:フィリピンのインフレ率の推移と食品・物価上昇率

2011.7.5 国家統計局(NSO)発表







inserted by FC2 system