マニラで買う、かにの爪。面倒がなくて旨い。うまい。
かにの爪は、いくらもいでもまた伸びて来るとか?
本当だろうか?
前回その店に行ったときに、日本人の経営者はこんなことを言っていたのです。
「さんまが入って来ません。」
「脂ののったサバが入って来ません。」と
さんまは豊漁である。豊漁と言われています。
漁場は、台風15号が熱帯性低気圧に変わった辺りの、千島列島の付近であります。
漁場が遠いので、最短の根室、花咲港に、捕った魚を水揚げするのです。
厚岸港でも、釧路港でもなく、根室港、花咲港へ
船の燃料費が掛かるためです。
花咲港や、根室港に水揚げしたサンマは、トラックで各市場に持ち込まれます。
先日、目黒のサンマ祭りが行われました。
目黒のサンマ祭りというのは、区が2つに股がることから、2回(2カ所)で行われるんですね?
恒例の行事のサンマは、東北の津波の被災地の漁港から届いたのそうです。
果たして、船が北方の島々にまで漁に出て捕って来たものか? はたまた、根室港や花咲港からトラックで運ばれて来たものかは不明です。
マスコミも、誰も、そんなことには関係なく、焼いたサンマを無料で食らうために行列ができていたとの報道だけです。
旨い新鮮なサンマは、尾の方をもって頭を上にして縦にすると、刀のように立つのです。
秋刀魚という当て字のいわれです。
地場ではこの時期、家の軒先でサンマを七輪と網で焼いている光景を目にします。
知人や親戚が寄り合い、さんま三昧です。
サンマの塩焼きは言うに及ばず、さんまの刺身、さんまご飯………。
先日、NHKの朝イチで『秋だ!さんま七変化』という番組を放送していて、その中で紹介されていた【さんまの棒ずし】………旨そうでした。
作り方は、リンクからNHKのホームページでどうぞ、です。
そこで、もう2週間くらい前になりますか?
アメリカから提供された、大型の放射線計測装置がマニラ港に設置される話を、覚えている方は居ますでしょうか?
まぁ〜 空路、小口手荷物を運んでくれている場合はどうなるのか?不明ですが、北海道の漁業関係企業が契約に基づいて、発送した魚が、各国で放射線量基準値以上で、国内への持ち込みが拒否された事態が続いていました。
日本では、相変わらず「放射線量の暫定基準値」は、引き上げられる以前に戻っていません。
日本の食料の暫定基準値は、BA鈴木氏が強く訴えるように
飲料水 200ベクレル
牛 乳 200ベクレル
乳製品 200ベクレル
野菜類 500ベクレル
穀 類 500ベクレル
肉 類 500ベクレル
魚 類 500ベクレル
卵 500ベクレル
これは、ドイツの基準とする
子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
比較するまでもなく、とんでもない放射線物質摂取量の容認です。
日本の食料が、世界各国からどのように見つめられているのかは、歴然です。
おそらく、円高で日本の食料も海外に売れることはないと思いますが、売れたとしても検疫で止められる事態の発生も予測できることでしょう?
日本では、産地偽装はいうまでもなく、基準値クリアまで、未汚染のものを混ぜて出荷する。検査もされていない。と言う話は脈々とアンダーグラウンドなニュースとして浸透しています。
真偽のほどは不明としながらも「危ないものは避ける」という防衛本能が、国民には働いているのでしょう?
しかもその基準は、世界標準の「50倍の放射線物質含有容認基準値」
さんま、サバはどうか解りませんが、マニラでお客様に提供できるような価格には、なりそうもない雲行きです。
どうぞ地場の旨い魚を手に入れて、日本人の旨くする調理技術でご提供ください。
日本もこれから、北からの風に変わります。
海流も、北に流れていたものが南に向かって流れるのでしょう?
原発被災地では、地表の放射線物質の量が低下したとか………台風の雨で流されたのでしょう? そしてその水は海洋に注がれます。
台風以前でも4京3,200兆ベクレルが飛び散り、1.5京ベクレルが海洋流出ですからね。
円高で、日本の生産品は売れないと嘆く一方で、円高により(日本の自給率40%)−(原発食料被害)を補う食料が海外から、市場価格を辛うじて安定させ入って来るという状態です。
日本では、旨いもので安全な食品を手に入れるのが、至難お業。
そんなこんなで、ジェンサンのマグロを塩マグロにでも調理して、次回渡航時にでも脂の乗ったところを食らわせてください。
お願いします。