マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

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マビニ・エルミタのオキヤは、KTVを装う店が多いのです。
それゆえに、カラオケ+オキヤ=カラオキヤと表現されることがあるわけです。

飲み屋と売春が対になっていないと考える国は、昭和31年「売春禁止法」施行以降の日本くらいのもので、韓国人グループがKTVに来て「何でVIPルームが無いの?」「できないの?」と尋ね「無い」と日式KTVの店の者が応対すると、酒を飲みもせず帰って行く光景は、これを端緒的に表現しています。





JAPLAC



歴史的な施策との玉虫色の結晶物。それがカラオキヤといえます。今はこのエリアでも店々で形態が変わって来ています。
デルピラール通りLA Cafe横の『牝馬』は、カラオケなどはなくドアを開けて二階に上がると、壁づたいに配置された椅子に女性が多数掛けているわけで、パサイのオキヤと店作り上の差を見ることがありません。

表は健全?KTVで、女性の制服のブレザーが赤。ドアを一枚あけると同じ制服で緑のブレザーが雛壇に…………。などというカモフラージュをしている店まで、合法と非合法の間で生き抜く知恵が観えてきます。





JAPLAC



そんな場所に働く女性たちも、通いの女性が大半を占める店、店で寝起きし食事の提供をうける店、その折衷的形態いろいろです。

オキヤで働く彼女たちの性的サービスの料金を尋ねるひとがいますが、一定ではありません。
需要と供給、店舗間価格競争と暗黙の協定価格。いろんな要素が絡みます。
自由主義経済とはそんなもの。同じ煙草の値段が買うところで変わるのも、20本で買うのと1本で買うのと本数辺り値段が違うのも、そういうことです。

ましてフィリピンでは売春は、非合法です。非合法に標準的販売価格も有ったもんじゃない。のです。





JAPLAC



それじゃ性的労働をしている女性?たちの労働報酬はというと、過去記事を読んでもらえばわかりますが、ほぼ横並びです。
ようするにこれに売春管理者の諸費用+搾取+利益+(タクシー運転手、ポンビキ、ガイドなどの仲介料)が付加されるということです。

社会通念上材料費のかからない商品の場合。役務行為を企業や商売人をとおして買う場合は、労賃の倍額。材料費のともなうもので材料費の3倍が目安です。

エルミタでもオキヤ経営者と仲良くなって、700ペソという人も居ますから労賃+必要経費と考えれば納得です。





LAKAY前にて




「娘たちが可哀想だから、あまり安くブログに書くんじゃないよ」


というマニラ在住の方も居ます。
値段が高かろうが安かろうが、彼女たちの労働賃金は決まっています。高い値段を払ったとしても、それは売春管理者の利益が多くなるというだけです。
彼女たちに多く金を渡したいのなら、チップを弾めばいいことです。

「あまり安くブログで書くな」とは、ブログの記事ごとマルッとコピーして「ここに○○ペソと書いてある!」店でゴネまくる人がいるかららしいのですが…………。





LAKAY



かとて会員制だ会員カード何だと、氏名・住所・連絡先を聞いてまで面倒いことはしたくないですね。インターネットで拾い集めた情報を自分なりに消化して、それぞれの人が勝手に遊べば良いことです。



「日本人の読者に安い価格で風俗、ホテルを紹介してはいかがですか?」



の話しもありましたが、ブログのサイドスペースに『オキヤ・55 バーファイン割引クーポン』や『ホテル宿泊割引券』をつけてですか?…………。 

仕事や広告社や集客が目的じゃないんだから、そこまですることも無いでしょう。
こちとらマニラ風俗紙でもなければ、クーポンマガジンのホットペッカーでもありません。自分の体験を勝手に『喰う・寝る・遊ぶ』で連ねてるだけのことです。





BISTRO EMILIO




その日のホテルが決まらずにホテル探し兼ホテル調査。そのついでにオキヤを数軒覗いて来ました。

行ったのは『JAPLAC』と『LAKAY』そして『BISTRO EMILIO』です。
『BISTRO EMILIO』は、「J.FOUR」と言った方がわかる人が多いかも知れませんね。


始め訪れた店は朝11時 こんな時間から来る客も珍しいのか、ソファーの上で娘たちは寝ています。


「みんな、起きて起きて! アッチに行きな」





BISTRO EMILIO



にわか仕立ての席が用意されて注文のビールが運ばれて来ます。
『眠いのに朝早くから日本人め』の視線を送る娘や、起床から30分で血圧絶好調娘まで。奥から2歳くらいの子供が飛び出して来るは、アメリカーノ客はやって来るは、この店の朝の日常がそこにあります。

近付いて来て愛想を振りまく娘たち。「飲み物をごちそうしてくれ」でも強請るわけでもない。KTVにはない良さがあります。



「5ペソちょうだい。一緒に歌いたいから」


久々に覗いたエルミタの『カラオキヤ』の風情は、なんとも好感の持てるものでした。





1  JAPLAC    2  LAKAY   3 BISTRO EMILIO




【関連ログ】

年末です。エルミタ700ペソからのオキヤ街について書き始めますか?

朝から訪れたエルミタのカラオキヤ。いい表情がありました。
( JAPLAC, LAKAY,BISTRO EMILIO


カラオキヤ『SPEEDY』と『RED GARTER』(マビニ)

LA Cafe 近くのオキヤ『牝馬』性の需給価格バランスが観えて来ます。








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