フィリピンで一番目立つ服の色というのをご存知だろうか?
いやいや『知ったかぶり』で言ってるのではないのです。
ことの発端は、バイク通勤の知人の雨合羽が傷んだようで「日本で良い物で安価なものはないか?」ということが始まり。
最初は、ライダーグッズの店を探したのですが、これが高価なことと来たらとんでもない高いもの。
そりゃ〜 転倒した時に擦り傷や打撲を緩和するために、関節やお尻の辺りは丹念に防護処置が施されています。
最初は簡単に安請け合いしたのですが………。
というのも私の生活圏の山間部では、雪道で前方の視界が良くないことがあるのです。
車的には何とかと言う特注の装置が付いているので、車がバランスを崩しても、一本一本のタイヤに自動制御装置が付いていて、車の走行姿勢を保ってくれるのでスピンなんて雪道でも起りにくいのですが、それだって万全でなく、突如馬並みに巨大な雄のシカなど現れものなら、避けて雪道に突っ込むこともあるのです。
それが春時だとみぞれ状の雪の降る中で、雪が付着しにくい大きな穴の開いたスコップで、腹に詰まった雪を掻いたり、ウインチで引っ張りあげてもらわないといけないのです。
そんなので冬場には、車に黄色い目立つ雨合羽を積んでいたのですが、見つからない。それをお下がりで差し上げようと想っていたのですが、探す時に限って見つからないのです。
そこで考えました。
ご当人のバイクは高速道路を走れません。カビテのご自宅までは一般道を時速30kmくらいのものだった記憶です。
それなら「釣り具用の雨合羽で良いじゃ無いか」で探しに行くと、昨年モデルのものが安く売っていたのです。
しかも裏に汗がかかないネット上の下処理がされてる上に、撥水効果も通気性も抜群に良いのです。
フィリピンですから、防寒という要素はあまり考えなくて良いですから、あとは交通状態のジプニーやトライやペディキャブに、ヒョコヒョコ人の飛び出しに配慮すればいい。
ー 第158回 庶民の実感を想像できない麻生総理 ー
「そうだ!危険回避に視認性のよいカラーにしておこう」ということで色を選んだのです。
先日、マニラの知人へのフリースのプレゼントを買った話を書きました。
若くないから赤、ピンク……ヤッパ事故防止に視認性の良いオレンジにしようかと想ったのですが、嗚呼そう言えばと思い出したことがありました。
ただのオレンジのカラーより、POPEYE(ポパイ)のセールマンで、『P』マークをつけると断然目立つという話。
ああそりゃそうだよね。子供も大人も警察官も『P』の付いたオレンジ色の服は注目度一番。てな話………この意味お判りですよね。