マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition
「フィリピンには、美味いものがない」と言う方がいます。

私はと言うと、甘い味付け調味が口に合わないのです。
ですから調理は限りなく簡単な行程に留めていただいて、自分の好きに味付けします。

「美味いものがない」という場合は、自分で作るのも一手ではないでしょうかね。


「フィリピンには、美味いものがない」と言う場合でも、掘り下げて考えてみると面白いのです。

『食材そのものが不味いのか?』『調理法が不味いのか?』




レストランの入り口だけがモルタル造り



どこの何がどう不味いのか? がわからないと、これまた『メクラの坊さん百人と象』ような話で、『不味いと言わないと、味覚が疑われるのかな?』で、見えるはずもない着てない王様の衣服が、見えることにもなってしまいます。

「それじゃ何処の何が旨いんじゃい?」と言うことでしょうが、その前に「フィリピンのしょぼい料理を食べて、何が旨いんだ」とおっしゃる方は、その裏返しが、日本風の料理店や高級店で食べる料理は「口に合う」と言う方である場合もあるものです。

先日も申しましたが、調理に使われる「材料はフィリピンで入手した食材」です。それから考えると『材料の目利き』『保管法』『調理道具』『調理技術』『味付け』そのような違いが観えてきますが、はてはて?何処に問題があるのでしょうね?




駐車場だってオープンカフェ?に変わります。



フィリピンの高級料金店で飲食を繰り返している人というのは、エビを例にとると同じフィリピン産ブラックタイガーで、日本料理店や有名レストランで食べる「エビ天ぷら」「エビ天丼」「海老フライ」は、旨いと想われているようですが、400ペソ/Kgくらいのエビを使った一尾幾らでもないエビを、数百ペソで食べされていることになります。

日本の数分の一の食品原材料と賃金のフィリピンで、日本並みの料金で食べていると言うことは、安価なものを高い価格で食べていると言うことに、成りませんでしょうか?

日本の大衆食堂やレストランの標準的値づけは、食材・材料費のほぼ3倍です。この場合人件費は24%付近にあります。そのような数値で経営計画や出店の損益分岐が造られています。




ご近所のデパート勤務の娘達も、手弁当でなく外食です



パヨンパヨンのいつものBBQハウスですが、平均的な焼物は一串30ペソです。これは鶏一羽100ペソにも満たないフィリピンでは、高価なものに分類されます。場所が場所で、日本に置き換えれば、六本木や赤坂並の焼き鳥です。

ですから一歩ローカルエリアに踏み込めば、同じような焼き鳥が一串10ペソもしない価格で食べられるわけです。店の家賃や諸経費が違いますから当然です。焼き鳥一串50ペソなんていうのは、フィリピンの安い素材と労賃で作った焼き鳥を日本並み価格で提供してるということですから、そのような店を好む客というのは「安いもの」を「高く購入する」のが好きな人ということになるでしょう。

「そりゃ〜 雰囲気も店の造りも違うがな〜」

「はいはい」




鶏小屋でなくてレストランです。
店舗代まで料金に加えられても高価なものになります。
でもかっては兎小屋と呼ばれた日本の家屋。
同じような視線で見られていたのでしょうかね?



モノの適正な価格を知るというのも、その国を知る楽しみでもあります。
ボランティアや「安モノを高く買う」粋な江戸っ子のお兄さんでもない限りは、無駄遣いをされる金銭感覚に疎い人ということに、なりませんやら。

「値切るのは貧乏人に対して」「ケチるのは弱い者に対して」と成りませんように、その場その場に合う常識とデリカシーは、持っていたいものです。


楽天でクリスマスパーティー用に、ローストチキンとワインのセットが販売していました。ワインの方はいかほどか解りませんが、チキンも結構いい値段のことでしょう?




楽天で販売されているセット 6380円です。
上の画像リンクから行ってみてください。販売に力が入っていますよ。
真空パック入り鶏の丸焼き単体3980円、送料を除いても一羽丸ごと丸儲け。
日本語フィリピンライブチャットよりは、儲かることでしょう。



チキンと言えばフィリピンではレチョン・マノック(LECHON MANOK / 鶏の丸焼き)です。
先日も旨いのを、ホテルの近所で見付けましたが一羽190ペソ。一羽丸焼きですよ。

少し高くなりますが、もっと旨いヤツはネモトレストランの2階ネモトトラベルでお尋ねください。ここのスタッフには、レチョン・マノックのうんちくを語らせたら………という方がいますからね。

そんなことでクリスマスや新年をフィリピンでお過ごしの節は、フィリピンで表面カリカリで中ジューシーな、レチョン・マノック(LECHON MANOK / 鶏の丸焼き)を、料理の一品に加えてください。

でもアイスティーは、どこの食堂・レストランも高いですね。
ほとんどの店が、リプトンのアイスティー顆粒を水で伸ばしてるだけなのに? 不思議です。フィリピンの価格設定と金銭感覚は、知る程に面白いですね。


「ところで、レチョン・マノック( 鶏の丸焼き)の写真はどうしたの?」

「美味しくて、写真を撮影する間もなく娘達に食べられてしまいました。」




サンタの格好をして鶏肉・豚肉をローストしています。



レチョン・マノック(LECHON MANOK)は、アンヘレスでもマニラでも、フィリピンの全土で、一羽丸ごとでも、150~200ペソ程度で購入できます。
美味しいもの、カリッジュワーでないものいろいろです。
美味しい店や、美味しい店と言われるものでも商品を見比べて、購入してください。
GOGOバーの娘達の食事時間に合わせて、一個小隊で食べに行っても幾らでもありません。
店での顔と違う顔が発見できたりして、こういうのが楽しいのです。

使うところでは、ちゃんとお金を使う。無駄無意味な、お金は使わない。
普通の日本人の感覚です。ですよね?

フィリピンの人たちも同じです。

ただ予期せぬ多額のお金が入れば、頭が可笑しくなるのも同じで、小銭を貯めても幾らでもないと、カネを貯めれない人がいるのも同じです。








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